薔薇ウッド材やマホガニー材、ウォールナット材、オーク材を使った家具は、現代でも造られていますが、アンティーク家具が造られた頃と、呼び名は同じでも、厳密には違う木材です。
薔薇ウッド材やマホガニー材は、ワシントン条約で取引が制限されているので、直近では入手することが出来ません。
アンティーク家具には、今では手に入らない、もしくは入手することが相当困難な、贅沢な木材が使われています。
目下、薔薇ウッド材、マホガニー材と呼ばれている木材は、ローズウッドに木肌が似ている木や、マホガニーによく似た赤い色の樹木なので、本来、薔薇ウッドやマホガニーと呼ばれていた木材を使った調度品は、ワシントン条約で制限される前に造られたアンティークインテリアでしか入手することが出来ません。